ライリー・ノース -復讐の女神-(らいりーのーす ふくしゅうのめがみ)
原題:Peppermint
監督:ピエール・モレル(Pierre Morel)
脚本:チャド・セント・ジョン(Chad St. John)
出演:ジェニファー・ガーナー(Jennifer Garner)
公開日:2018/9(2019/9)
ジャンル:アクション
「ライリー・ノース -復讐の女神-」は、家族を奪われた普通の女性が麻薬組織に復讐する様子を描いたアクション映画です。
監督はフランス出身、「96時間」、「パリより愛をこめて」等のピエール・モレルさんです。
脚本は「レプリカズ」や「エンド・オブ・キングダム」のチャド・セント・ジョンさんです。
犯罪組織により家族を奪われた女性役をアメリカ出身、ドラマ「エイリアス」に出演されているジェニファー・ガーナーさんが演じています。
その他、ジョン・ギャラガー・Jrさんや、フアン・パブロ・ラバさんが出演されています。
あらすじ
廃れた街中を移動する女、ライリー・ノース(ジェニファー・ガーナー)は人目から逃れるように車の中に乗り込みます。
そこで彼女は自身で傷を手当しようとします。引き裂かれている足の皮膚をステープルで無理やり縫合し、布切れで傷を覆います。
彼女はそばにあった小包を開けて、家族と一緒に撮った写真を眺めます。愛しい家族はもうそばにいません。彼女の家族の命は5年前に奪われました。
整備士の夫(ジェフ・ヘフナー)と幼い娘のカーリー(ケイリー・フレミング)と裕福でないながらも幸せに暮らしていた彼女、その日はカーリーの誕生日でした。家族3人で夜の遊園地に出かけたとき突然、その悲劇が襲い掛かりました。
車の中から複数の男たちが夫とカーリーに向かってマシンガンを乱射したのです。離れた場所にいた彼女は慌てて駆け寄ります。そして、彼女もまた、その銃弾の雨にあたりました。
彼女だけが生き延びました。夫は、悪友のミッキーからガルシア(フアン・パブロ・ラバ)を頭とする麻薬犯罪組織を出し抜く計画を持ちかけられていたため、組織の怒りを買って襲撃されてしまったのです。
一瞬で家族を奪われた彼女、しかし、直後に待ち受けていたのはさらに悲惨な世界でした。カーマイケル刑事(ジョン・ギャラガー・Jr)の捜査によって容疑者を警察が拘束したにもかかわらず、麻薬組織の買収により、裁判で容疑者は釈放されてしまいます。
そして、彼女は姿を消します。家族を奪った組織とそれに関わる人々に、自らの正義のもと復讐を果たすために__
感想
平凡だったはずの女性が理不尽な暴力と社会に復讐していく痛快なアクション映画です。
復讐劇の序章をもっと詳細に描いて欲しかったです。ガンアクションを多用したかったのか、対組織に重点が置かれているように感じました。
5年間の空白期間にもっと補強が必要だったと思います。平凡な人が主人公だからこそ、短期間でどのように強化されたかは大切な気がします。SF作品ですが「アップグレード」のような、強くなることに対する明確な理由があったほうが好みです。
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