ザ・レイド
原題:The Raid -Redemption-
監督:ギャレス・エヴァンス(Gareth Evans)
脚本:ギャレス・エヴァンス
出演:イコ・ウワイス(Iko Uwais)、ヤヤン・ルヒアン(Yayan Ruhian)
公開日:2011/9(2012/10)
ジャンル:アクション
「ザ・レイド」は、犯罪者がはびこるマンションに特殊部隊が突入し、極悪人たちと死闘を繰り広げる様子を描いたアクション映画です。
監督はウェールズ出身、「アポストル 復讐の掟」等のギャレス・エヴァンスさんです。
新米の特殊部隊兵士役をインドネシア出身、「トリプル・スレット」等に出演されているイコ・ウワイスさんが演じています。
その他、上司役でジョー・タスリムさん、悪の親玉の側近2人としてヤヤン・ルヒアンさんとドニー・アラムシャーさんといった方々が出演されています。
日本の俳優の方々も出演する続編「ザ・レイド GOKUDO」があります。
あらすじ
ラマ(イコ・ウワイス)は特殊部隊に所属する新米隊員です。来るべき任務に備え鍛錬を重ねています。妊娠している妻がいます。
任務の日、出発時には雨が強く降っていました。街中を走行するワゴン車、車内には15人程の特殊部隊の面々がいます。隊員たちは銃を構え準備しています。
指令役の上司のジャカ(ジョー・タスリム)から作戦概要が提示されます。標的はタマ・リヤディ(レイ・サヘタピー)、闇社会に君臨する極悪人です。過去10年、警察も手が出せなかった大物です。
リヤディはマンションにいます。そこで様々な犯罪者に部屋を貸しています。犯罪者の巣窟ですが、中には一般の堅気の人たちもいます。
ジャカはリヤディの側近2人への注意も促します。肉体派で凶暴なマッド・ドッグ(ヤヤン・ルヒアン)と、頭脳派のアンディ(ドニー・アラムシャー)です。
ワゴンが目的地に到着します。先行で待機していた今回の作戦の主導者、ワヒュ警部補(ピエール・グルノ)が合流します。
準備が整い、悪人どもがはびこる危険な巣窟へと、特殊部隊が突入していきます__
感想
銃撃戦と格闘技が楽しめるサバイバルアクション映画です。
ストーリーに関して、主人公たちチームに迫る絶体絶命の緊張感がとてもよかったです。絶望的な状況から活路を見出し、状況を打開していく様子に興奮できます。
細かい部分で言えば、ストーリーの都合のよいように監視カメラが機能していたり、機能していなかったりした点が気になりました。
そして、側近の1人、ヤヤン・ルヒアンさんが演じる人物の行動があまりにも男前過ぎるというか、ありえないレベルで主人公たちに都合のよい行動をとっているのも気にはなりました。しかし、それをかき消す程、当初予想していたよりも彼の生き様が、おかしくも格好よかったです。
全体的には大いに満足できる作品でした。続編も観賞したいです。
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