映画 ~ サボタージュ ~




サボタージュ
原題:Sabotage
監督:デヴィッド・エアー(David Ayer)
脚本:デヴィッド・エアー、スキップ・ウッズ(Skip Woods)
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)
公開日:2014/3(2014/11)
ジャンル:アクション、サスペンス




「サボタージュ」は麻薬取締局の特殊部隊がある捜査を契機に次々と発生する殺人事件に巻き込まれていく様子を描いたクライムサスペンスアクション作品です。

監督はアメリカ出身、「バッドタイム」、「フューリー」のデヴィッド・エアーさんです。

脚本はアメリカ出身、「ヒットマン」、「ダイ・ハード/ラスト・デイ」のスキップ・ウッズさんとデヴィッド・エアーさんの共同脚本です。

特殊部隊の隊長役を、オーストリア出身、「ターミネーター」や「コマンドー」に出演されているアーノルド・シュワルツェネッガーさんが演じています。

その他、サム・ワーシントンさん、ミレイユ・イーノスさん、オリヴィア・ウィリアムズさんといった方々が出演されています。


あらすじ


要塞と称される麻薬組織のパーティに突入する任務を与えられた麻薬取締局(DAE)の特殊班がいます。“ブリーチャー”の異名を持つ隊長のウォートン(アーノルド・シュワルツェネッガー)が荒くれものたちをまとめる部隊です。

先に潜入捜査をしていたリジー(ミレイユ・イーノス)の先導もあり、現場に到着した部隊の面々は次々と場を制圧していきます。彼らの目的は、隠してある大金の一部を盗み、残りをすべて燃やしてしまうことでした。

任務中、隊員の1人が敵の銃撃により犠牲になってしまいますが、部隊は1,000万ドルの紙幣を下水道経由で持ち出すことに成功します。

しかし、任務終了後に下水道に部隊の面々が潜入すると、その金は何者かによって人為的に持ち出された後でした。さらに、麻薬局から犠牲者を出したことの責任と、1,000万ドル流出の疑念がかけられます。各隊員は取り調べを受ける形となり、謹慎処分がとられます。

ウォートン隊長は、その事件の前にもある痛ましい出来事を経験していました。しばらく謹慎が続きましたが、証拠不十分ということで、ある日、部隊は活動を再開します。

そしてその夜、隊員の1人が列車事故で死亡しました。アトランタ市警の刑事(オリヴィア・ウィリアムズ)が捜査に乗り出します。

誰かが部隊の情報を流出させたのか、誰が1,000万ドルを持ち逃げしたのか、列車事故は偶然なのか、不信感が部隊の中に募っていきます__


感想


サスペンス要素も楽しめるアクション作品です。グロ要素も散見されます。

テンポはいいのですが、全体のまとまりがないように感じます。なぜ猟奇的な殺害方法が必要だったのか、真犯人はどのように情報を収集していたのか、消化不良感が残りました。

道中の高揚感もそこそこありました。しかし、結局、何が残った作品かと問われると微妙な感じです。主人公の存在感の大きさくらいでしょうか。





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