エンド・オブ・ホワイトハウス
原題:Olympus Has Fallen
監督:アントワーン・フークア(Antoine Fuqua)
脚本:クレイトン・ローゼンバーガー(Creighton Rothenberger)、ケイトリン・ベネディクト(Katrin Benedikt)
出演:ジェラルド・バトラー(Gerard Butler)
公開日:2013/3(2013/6)
ジャンル:アクション、サスペンス
「エンド・オブ・ホワイトハウス」は武装テロ集団によって強襲されるホワイトハウスの防衛戦を描いたアクションサスペンス作品です。
監督はアメリカ出身、「トレーニング デイ」、「イコライザー」のアントワーン・フークアさんです。
脚本はクレイトン・ローゼンバーガーさんとケイトリン・ベネディクトさんの共同脚本です。
大統領一家の警護経験を持ち、防衛戦線に挑むことになる男性役を、スコットランド出身、「オペラ座の怪人」や「300 〈スリーハンドレッド〉」に出演されているジェラルド・バトラーさんが演じています。
その他、アーロン・エッカートさん、モーガン・フリーマンさん、アンジェラ・バセットさんといった方々が出演されています。
本作品には続編もあり、シリーズ化されています。
あらすじ
寒さが厳しい季節、別荘地のキャンプ・デービットで過ごしていた大統領一家は政治資金パーティに赴くための準備を整えています。
マイク(ジェラルド・バトラー)は有能な秘書です。アッシャー大統領(アーロン・エッカート)からの信頼が厚く、大統領の子どものコナー(フィンリー・ジェイコブセン)からも好かれています。
大統領夫妻は仲睦まじいです。移動中の車内でお互いにプレゼントを交換し合います。
しかし、そんな微笑ましい時間を悲劇が襲います。どこからともなく銃声が響き、車が制御できなくなります。雪で視界が悪く、足元も悪い状態、車は橋上をスリップし、転落寸前の状態になります。
すぐに周囲のSPが集まり、今にも落下しそうな車を支えます。マイクも後部座席のアッシャー大統領のそばに向かい、大統領と夫人を救出しようとします。しかし、夫人は事故の衝撃で気を失い、さらにシートベルトが外れない状態になっていました。苦渋の決断を迫られたマイクは、大統領だけを車から引きずり出します。直後、車は転落してしまいます__
1年半後の7月5日、ワシントンD.C、マイクはアッシャー大統領の警護を外れていました。お互いに辛いことを思い出してしまうことが理由です。
その日、アッシャー大統領は韓国との首相との会談を控えていました。厳重な警備体制のホワイトハウス、しかし、韓国首相との会談が始まろうとしたとき、ワシントンの空の上では未確認の飛行物体がホワイトハウスに近づいていました__
感想
1人の戦士がテロリストに立ち向かう「ダイ・ハード」系統のアクション作品です。難攻不落のイメージがあるホワイトハウスをテロリストが襲撃するという点が注目でした。
アメリカの首都ワシントンD.C.中央でのド派手な銃撃戦は息を呑みます。一方で、あの程度でホワイトハウスの警備を突破できるのか、という点に関しては気になってしまいます。まだ、宇宙人が未知の兵器で侵略してきた、のほうがリアリティがあるのではないかと思うレベルで、本作品の警備体制には疑問符がつきます。
そして、制圧から奪還にかけては、人質が政府重要高官である点以外は、特にホワイトハウスだからどうという部分もなく、展開も予想の範囲内で進展していきます。
しかし、スケールの多きさと、アクション作品に重要な爽快感に満足でき、続編も観賞したいと思える作品でした。
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