兎-野性の闘牌-
作者: 伊藤誠
出版社: 竹書房
掲載誌: 近代麻雀
巻数:全17巻(1997/02~2017/07/15)
ジャンル:麻雀
作者の伊藤誠さんは北海道出身の漫画家です。北海道出身ですが、プロ野球では千葉ロッテマリーンズのファンということです。
作中にロッテのユニフォームを着たモブキャラも登場しています。
また、Vシネマと映画として2回実写化もされています。
さらに、キャラクターが魅力的な本作品では、いくつかのスピンオフ作品も存在しています。
あらすじ
気弱な男子高校生、武田俊、金髪に近い髪に青い目ということでいじめの標的になりやすいタイプでしたが、危険を察知する能力を備えているようであり、トラブルを避けて学校生活を送っていました。
ところが、ひょんなことから、同級生の山口愛の罠にかかり、不良グループと麻雀を打つことになります。
持ち前の危険察知能力を活かして振込みを避け続ける俊に、愛は才能を見出し、高校生を中心とした麻雀の代打ち集団「ZOO」に誘います。
ところが、ひょんなことから、同級生の山口愛の罠にかかり、不良グループと麻雀を打つことになります。
持ち前の危険察知能力を活かして振込みを避け続ける俊に、愛は才能を見出し、高校生を中心とした麻雀の代打ち集団「ZOO」に誘います。
感想
シンプルでスッキリとした絵柄が綺麗で見やすいと思いますし、各キャラの個性もわかりやすく魅力的で、印象的な台詞も多いです。
主人公は「危険牌察知」という特殊な能力を備えており、単独ではただの守備的な能力で地味な感じなのですが、この漫画では2対2の構図になることが多いため、仲間と協力して打つことで非常に強力な能力となっています(主人公らしく他にも能力はあります)。
麻雀をはじめたばかりの人が1番楽しめるような気がしますが、6巻当たりまではひょっとしたら麻雀を知らない人でもスラスラと読み続けられるのではないでしょうか。
ただし、能力系であるため一部のスポーツ漫画のようにトンでも展開や能力に違和感を覚え、それを受け入れられないようなら、読むのはつらいと思われます。
個人的に好きな麻雀漫画です。
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