資格 ~ 第42回 ビジネス実務法務検定試験 2級 勉強方法 ~



2017年12月10日受験に受験(⇒そのときの記事)、2018年1月20日に結果の届いた(⇒そのときの記事)、「ビジネス実務法務検定試験 2級」の試験、勉強方法を振り返っておきます。






独学でも可能か


独学でも可能か、この点についてはまったく問題なく可能であると思います。

そもそも選択式で回答する試験については独学で構わないと思っています。

もちろん、専門的な指導があったほうがいいことは言うまでもありません。


尚、私は学生時代に法律を専攻していたとか、会社で法務業務を担当しているとかいったことはありません。

もちろん、契約書の取り交わしや、各種法律の留意点等、まったく業務に関係ないわけではありませんが、資格取得のための下地はほぼなかったと思っています。



3級を合格する必要があるか


もちろん1級やその他の法律関係の資格を目指すのであれば3級から取得すべきだと思います。
2級の公式テキストには3級の内容は記載されていません(のはずです)。

ただし、2級の受験資格に3級の所持が条件としてあるわけでなく、先ほど述べたように選択式の試験であるために、時間や費用を最小限に抑えたいのであれば3級の受験は不要です。



勉強に必要な資料は


私は費用を最小限に抑えたいのであれば、2級の公式問題集1冊でも構わないと思っています。

公式テキストもあればいいのですが、公式問題集の解説もそこそこ丁寧に説明されているため、問題集を中心に取り組むタイプの人にとってはあまりテキストを開く機会がないのではないかと考えています(実際に私はテキストも購入したのですが、10回も開いていません)。

ただし、それは学生時代に定期試験は問題集のトライ&エラーの繰り返しで対応していた人向けの話であり、自分に合った勉強法にあわせて必要であれば公式テキストをそろえるべきだと思います。

尚、主なテキストは次の3つだと思います。

・東京商工会議所検定センター/ビジネス実務法務検定試験2級公式テキスト

・翔泳社/EXAMPRESSシリーズ 法務教科書 ビジネス実務法務検定試験(R)2級 完全合格テキスト

・早稲田経営出版/Wセミナーシリーズ ごうかく! ビジネス実務法務検定試験(R)2級 攻略テキスト


必ずしも公式テキストでなければならないことはないと思います。

EXAMPRESSシリーズに慣れている人はそちらのほうがいいかもしれません。



必要経費


ちなみに細かい出費(試験会場への交通費等)を除いた場合、次の出費になると思います。

・ビジネス実務法務検定試験2級公式テキスト 定価4,200円(税別)

・ビジネス実務法務検定試験2級公式問題集 定価3,200円(税別)

・受験料 6,480円(税込)

上記のように受験料と公式テキストと公式問題集をそろえると諭吉さん1枚では足りなくなります。

2回受験するリスクとのトレードオフで検討するのがお勧めです。



終わりに


個人的には比較的に取得しやすい試験だと思います。

暗記系ですが、覚えなければどうにもならないものではなく、常識と想像力でカバーできる内容も多いです。

同じ2級であれば、簿記やカラーコーディネーターよりはお勧めしやすいです。


ただ、これはあくまで選択式に回答するだけの話であり、本来必要となる法律や条文についてしっかりと理解、把握しておくことが大切なことであり、上位資格を目指す場合には膨大な暗記量に悩ませることになると思います。

そして、いまさらで申し訳ないのですが、私の受験回は合格率が「56.6%」のラッキー回であったために、その点はご了承願います。



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