公演:無名塾「肝っ玉おっ母と子供たち」(きもったまおっかあとこどもたち)
原題: Mutter Courage und ihre Kinder
劇作家: ベルトルト・ブレヒト(Bertolt Brecht)
演出: 隆巴(りゅう ともえ)
舞台統括: 仲代達矢(なかだい たつや)、林清人(はやし きよと)
公演期間:2017/10/14(土) ~ 2017/11/12(日)
公演会場:能登演劇堂
2017年10月、能登演劇堂で公演されている無名塾の舞台 「肝っ玉おっ母と子供たち」を観劇してきました。
能登演劇堂について
公演場所となっている能登演劇堂ですが、俳優であり無名塾の主宰者である仲代達矢さんと地元の住民との交流から生まれた劇場です。
石川県七尾市にあるのですが、大雑把な位置は日本海に突き出ている半島(能登半島)の真ん中くらいで、石川県の県庁所在地である金沢市から80km程の位置にあります。
※以下は能登演劇堂のホームページからです。
■演劇に必要な諸設備を備え、かつ舞台後壁に大扉を有し、
ホール内外の空間を利用した演出を可能としたプロセニアムステージ形式演劇主体ホール。
収容人員/651席(ワンスロープ型)※仮設張出舞台使用時596席
固定席/556席
可動席/95席 (車椅子席/8席含む)他 ファミリーシート有り(8席)
“舞台後壁に大扉を有し”ということですが、これはぜひ能登演劇堂のホームページの写真を見ていただければと思います(facebookだと今回の演出も含めて確認できます)。
自然を借景として観劇できるというメリットがあります。
(過去の公演では外から馬が入ってくる演出等があったようです)
能登演劇堂までの道のり(金沢駅~能登演劇堂)
15時30分開演で道のりをどうしようか迷ったのですが、超安全策をとって13時に金沢市を車で出発しました。
ルートは“のと里山海道”を利用します(というか車で金沢駅からなら、それ以外のルートは厳しいと思っています)。
以前は有料道路だったのですが、2013年に無料化となってからは格段に利用しやすくなりました。
尚、「金沢駅」から“のと里山海道”の入口までについては、地元の人間も人によってバラバラなルートなことが多いです。
私は浅野川に沿って向かうか「石川県道299号近岡諸江線」を利用するのが好きです。
入ってしまえば、あとは1時間程走行して、「横田IC」で降りるのが1番いいと思います。
道路の拡張工事の成果もあって、途中までは比較的広い2車線で楽に移動できます。
(その前日に金沢富山間を高速の北陸自動車道で運転していましたが、負担は全然違いました)
私は当初「横田IC」で降りる予定としていたのですが、ナビがその一つ前の「徳田大津IC」で降りる案内だったため、そのルートに変更しました。
「徳田大津IC」から降りると、途中定期的に能登演劇堂の案内板が目に入ります。
上の写真の手前のレールは“のと鉄道”七尾線のレールです。
旅を満喫するという意味では、JRの“花嫁のれん号”や、のと鉄道の“のと里山里海号”を利用するのが1番いいと思うのですが、恐らく上演時間を考慮すると少し時間をもてあますのではないかと思います。
ということで周辺まで来ました。
だいたいですが、“金沢駅”から“のと里山海道”IC入口まで20分、“のと里山里海海道”で50分、“のと里山海道”IC出口から能登演劇堂まで20分ほど考えておけばいいと思います。
劇場の特性で野外が背景になるということは天気に左右されることが懸念されますが、戦争を取り扱っていることを考えれば少し暗い感じのほうがかえってよかったのかもしれません。
ホールでは野菜やワインや菓子といったお土産を購入できます。
また、館内では「無名塾・七尾市交流のあゆみ展」も開催されています。
過去の公演の内容を知ることができ、早めに到着してもこちらで開演までの時間を過ごすことができると思います。
最後に通路に申し訳ない程度に貼ってあったスケジュールです。
私はこれを見るまで上演時間をまったく知りませんでした。
ということでせっかくなので立派な劇場が北陸にあるということを記事にしました。
肝心の今回の舞台の内容がない状態ですが、残念ながら次回もたいした内容はない予定です。
(舞台の感想を書ける人はすごいなぁと思います)
続きです。
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